茅葺屋根の教会・・・ですか?

いままで見てきたところと違って「茅葺屋根」の教会があるというので、ちょっと行ってきました。

千葉県北部にある、あの有名な手賀沼。

その近くに、ひっそりとありました。

ね、屋根が、ほら。

あ、入り口はこちらです。現在は使われておりません。

こちらは首都圏近郊で現存する最古の教会として、千葉県指定文化財に指定されている貴重な建物で、明治時代に民家を改造して十字に区切られた洋風の窓を作った、たたみ張りに茅葺屋根の珍しい教会です。

今だったら古民家リフォームになっていたかもしれません。超最先端!

まぁ、当時は古民家ではなかったので、そうではなかったはずですが。

これがその窓です。

古民家(に見えてしまう)にこの洋風建築的な窓が、とても斬新です。

中に入ると、2部屋あって奥の方が礼拝堂だったのでしょうか。

ちなみに手前の部屋には3枚の聖画(複製)が飾られていました。

明治時代の日本を代表する女性聖画家:山下りん さんの作品とのこと。

本物はこちらから600メートルほど離れた場所にある、新教会堂にあるそうです。


ということなので、せっかくだから新教会堂にも行ってきました。

近くですしね。

場所は。。。

小さな「山」をぐるっと登った頂上にありました。

ちょっと分かりにくいですが、敷地の奥の方に教会が。

入り口には親切に立て看板があります。

そして、奥にあるこちらの建物が現在の教会です。

向かって左側のこちらの建物が「聖堂」

右側の建物が「信徒館」

残念ながら聖堂のシャッターは閉まっておりましたが、

シャッターの前には先程の旧教会堂にあった聖画についての説明が書かれた看板がありました。

旧教会堂住所 千葉県柏市手賀666−2

※見学は無料、毎週土日・祝祭日・5/2の 9:00〜15:00

それ以外の日時を希望の場合は事前に柏市教育委員会へご連絡を。

柏市教育委員会生涯学習部文化課 文化財担当 0471-91-7414

HP http://orthodox-jp.wixsite.com/tega

新教会堂住所 千葉県柏市手賀422

教会さんぽ

ふらふらと街を歩いているとたま〜に遭遇する『教会』や『チャペル』。 宗教とは関係なく、ただただ、あの外観が好きで、好みの教会探しにお散歩しています。